ウイスキーの飲み方

  • 2014.12.13 Saturday
  • 11:10


基本的なことですが、ご存じない方も多いので改めて解説。

飲み方について
 
  • ストレート
そのまま。ニートとも言います。本場スコットランドではストレートが基本です。
スコットランドのパブに行って銘柄だけ言うと普通ストレートで出てきます。カウンターに置いてあるウォータージャグ(水差し)で水を入れて好みの強さに調整してください。
都市部の観光客が多いパブでは氷を入れるかどうか聞かれることがたまにあります。
 
  • トゥワイスアップ
氷を入れない1:1の水割り
その昔、ウイスキーの消費が低迷している時代に某S社が販売促進のために推奨した飲み方。薄くなるから飲みやすいし、「Twice Up」という言葉がカッコイイから一部の通気取りの間で定着しました。本場スコットランドで通じるかどうかは未確認。上でも書いたとおり本場スコットランドでは個人の好みに任せて細かいことは言いません。
このフランスのサイト でなかなか面白い風に書かれています。
  • ロック
世界でも最もポピュラーな氷を入れた飲み方。氷を岩に見立てて上からウイスキーを注ぐから「On the Rocks」。
アイスコーヒーしかりアイスティーしかり、この手のキンキンに冷やす飲み方は他国の文化を尊重しないアメリカ人が最初に考えます。アメ公め!
香りもへったくれも無いので個人的にはスコッチには不向きと思われ。
さらにミストという細かく砕いた氷で飲むスタイルも有ります。・・・説明不要ですね。
  • 水割り・湯割り・ハイボール
ご存知、世界に通ずるMizuwari。その名のとおり水で割ります。以前、ウイスキー好きのロシア人のお客さんが氷を入れてジャブジャブ水を注ぐのを見て唖然としていました。ウイスキーの飲み方としては最悪です。
湯割りは湯で割ります。湯で割るならブランデーかラムの方がオススメです。
ハイボールは炭酸水で割ります。日本のジメジメした夏には有りっちゃ有りです。個人的にはビールのほうが断然美味しいような気が・・・。
どちらも香りもへったくれも無いのであまりこだわらずお好きな銘柄でエンジョイしてください。こだわるだけ不毛です。強いて言えばスコッチならブレンデッドウイスキーか日本のウイスキーの方が合うでしょね。

やはり香りを楽しんで味わうのであればストレートかせめてトゥワイスアップが推奨です。
しかし、エンジョイするのであれば、氷を入れようがソーダで割ろうが好みで良いと思います。本来の香りや味は失われていますから、銘柄に悩む必要も有りません。友人との会話を中断しないように心がけたほうが良いでしょう。
実はバーテンダーが言われて困るオーダーが「ハイボールで美味しいシングルモルト」。ん〜・・・分からん。


量について
日本では通常シングルが30mlです。言葉のとおりダブルは倍の60ml。
昔よく言われたというのは、スコットランドで一般的に使われるロックグラスにストレートで注いだ時に指一本分ならシングル、二本分ならダブルってことです。ただし、ケチで有名なスコットランド人にとってウイスキーの量がキチンと計られないことは死活問題なのでメジャーでキッチリ計ります。スコットランドのパブでは25mlや35mlで攻防していますからね。
なので最近はワンフィンガー、ツーフィンガーと言う人はほとんど居ないです。
 
バーでウイスキーをオーダーする時は、銘柄・量・飲み方(知識があればグレードも)を指定してください。
「グレンリベット18年をシングルのストレートで」
みたいに言うとこちらから確認する項目もなくスムーズで大人な感じですね。

Selected Entry



マスター推薦 酒の本





Archive


Profile



Link


Search