24時間戦えますか? 僕は無理ッス

  • 2016.04.13 Wednesday
  • 11:44

よくお客さんから
「バーテンダーって大変ですね〜」
って言われます。
確かに、毎日毎日すり減っていく精神。朝起きれば体が重い。苦役を忘れるために毎日欠かさず酒をあおる。
こんな仕事を続けていると早死するんじゃないかと思い、現状を把握するために1日の行動を視覚化してみました。


人生の大半は仕事です。家族を養っていくには稼がなきゃならんのです。

円グラフをオンラインで作成できる面白いページです。
HeartRails Graph
Webサイトやブログをされている方なら、使ってみてはいかがでしょうか?



ついでに色々なお客様から聞いたイメージで、僕が勝手にサラリーマンの1日を作ってみました。
あくまで僕が聞いたイメージで勝手に作っています。


んなこたぁ無いと思うんですが、最近どうもネガティブ思考というか自虐的というか、不平不満をさらけ出す人が多いような。
嘘でもいいから「人生楽しい!」って語らないと、聞き手にはあなたの人生はこんなふうに思われていますよ。

ポジティブシンキングは自分の周りもハッピー。
Walking Dead Season5のボブの言葉を聞いたらいいです。あれこそポジティブシンキングの極意です。

 

おまかせと丸投げ

  • 2016.03.15 Tuesday
  • 12:39


「私のイメージで」

「今日の気分に合わせて作ってもらえますか」

カクテルのオーダーあるあるの話です。


上記と同じことを何か飲み物を買いに入ったコンビニのカウンターで言ってみてください。

「私のイメージで缶酎ハイおまかせで」
(うわっ!頭のオカシイ人が来たぞ・・・。店長!店長!!急いで来てください!!!)

「今日の気分に合わせて清涼飲料水、選んでもらえますか」
(春になると頭のオカシ(自粛 この人、茶が飲みてーの?スポドリ系?もしかしてカフェオレ系?無難にオレンジーナ出しとく?怖い・・・目が合わせられない!)

おまかせという言葉は使う場所と使い方を間違うと、とても危険な言葉なのです。


自主性を放棄された時点で責任は店に委ねられることになります。
店として一番恐れるのはお客さんの好みを外すこと。facebookや食べログに「あの店不味い!」なんて書かれるのが一番怖いわけです。
その時点で店としてリスクヘッジした対応は、
「おまかせ=当り障りのない無難なもの」
でしか無いのです。
もしかしたら、本人が未体験のバチッとハマる味があるかもしれないのに。


まだ食事では十分許容できます。
おまかせの刺し身と注文しても極端に口にあわないものが出てくることはそうそう無いでしょう。
「カンパチの刺し身は大っ嫌いで絶対食べれません」
って人もそういないでしょう。刺し身でくくれば白身だろうが赤身だろうが、味のレンジは凄く狭いのです。

酒の世界でおまかせというものは
お母さん「今日は何が食べたい?」
子供「何でもイイよ」
ってぐらい掴みどころがない事なのです。
シングルモルトだけにしても牡蠣と鯛ぐらいの差があるし、カクテルと一言で言ってもきんぴらゴボウとマンゴープリン位の味のレンジがあるわけです。
「甘くて軽いのおまかせで」
って言われても、それがメインデッシュとしてなのかデザートとしてなのか、初対面だと判別不可能なのです。占い師じゃあるまいし。
結果として(シーザーサラダなら嫌いな人は少ないだろう)って感じで
「お待たせいたしました。ディタモーニです」


日本ではおまかせという言葉が浸透しすぎて意味合いがすっかり変わってしまっています。今使われているおまかせは完全にただの丸投げです。


おまかせとは英語では無い単語です。しいて言えば「What is your recommend?」 ぐらいかしら。これでは意味合いが全然違いますが。
民族文化に興味のある人は海外旅行の際にでも試してみてください。
僕も昔、海外1〜2回目の時にはバーで試してみたことがあります。「What is your recommend?」
「このJAP何言ってんの?」って、その場が嫌〜な空気になることうけあいですよ♥
やるだけ無駄です。

失敗を恐れては成長がない。学ばなければ成長がない。
グルメとは人生ですね。近道はありません。どんどんチャレンジして、いっぱい失敗してください。

いつの日か必ず人生を共にする自分の酒に出会えますから。
 

脳みそハードディスクがいっぱいです

  • 2015.11.26 Thursday
  • 12:14


最近、お客様の顔がなかなか覚えられません。

記憶力にはまあまあ自信があるほうで脳みそハードディスクの記憶容量は30TB 位あると思うのですが、いかんせん40年以上使っていると貯めこんだ情報量も膨大で今やパンク寸前です。
今までに学校の勉強はもちろん、趣味ではプラモデル、ラジコン、ゲーム、音楽、スノーボード、マウンテンバイク、カヤック、ルアーフィッシング、海外旅行、株トレード。仕事では酒全般、特にウイスキー。もちろんプライベートでも家族との思い出、自分の思い出と考えたら覚えてることどんだけ〜!です。本当に今までの人生の記憶をデジタルにおこしたら30TB どころじゃ収まらないかも?


仕事の上で重要なのは酒の知識とお客様の顔を覚えること。

「知識は人を助ける」の信念のもと、とにかく酒のことは必死に勉強しました!
と言うと聞こえが良いのですが、実際は興味があるから自然と本を読み漁り、覚えた酒を飲みまくり、自然と知識は身につきました。
これはあらゆる学問、趣味と同様で興味のレベル =知識のレベルというだけのことです。車好きが車雑誌をいつも読んでる、ギター好きがいつもギター触っているのと同じこと。
勝手に頭に入ってくるのです。

しかし、お客様のこととなると大変です。
20代〜30代前半にお会いしたお客様はよく覚えています。それらの初期の記憶はそこから何度も上書きを繰り返し(何度もご来店いただいて)RAMの方にガッチリ書き込まれて固定化されておりすぐに取り出せます。

残念ながら僕の脳みそのハードディスクは容量が大きいわりに読み込み速度が遅くてデータを呼び出すのにものすごく時間がかかるのです。
正直、ここ数年のお客様のことはテンポラリーファイルにしばらく記憶している状態なので読み込みにたいへん時間がかかります。10分ぐらい話して思い出すこともあれば、遅い時は退店された後に「あ!以前にあの話をした人だった!」とようやく思い出すことも多々有ります。
趣味や仕事の知識と違い、お客様情報というのはもしかすると今後二度と使わない(再度の来店がない)ことも多く、無意識のうちに脳みそCPUが重要度を選別しているのだと思います。


ですので、来店された時に僕のリアクションを見て
「あ、コイツ俺のこと覚えてないな」
と感じても、しばしご歓談ください。時間をいただければ徐々に思い出しますので。
よろしくお願いします。


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