お酒に弱い人と稲作の分泌について

  • 2020.02.28 Friday
  • 10:57

今日はお客様への宿題を提出します。テーマはお酒に弱い人と稲作の分布です。

 

 

まず基礎知識として、アルコールは吸収されると体内で

 

アルコール → アセドアルデヒド → 酢酸

 

という順に酵素の働きによって分解されます。

 

このうちアセドアルデヒドは毒性作用のある有害物質で、顔が赤くなったり動悸や吐き気、頭痛など、いわゆる「悪酔い」を引き起こします。お酒に弱い人は遺伝的にアセドアルデヒド脱水素酵素の働きが弱い人です。アルデヒド脱水素酵素は増えるものではないので、飲んでいるうちに強くなるというのは

 

,發箸發肇▲札疋▲襯妊劵秒水素酵素の働きは強いが、経験不足やお酒に対する嫌悪感により自分は酒が苦手と思い込んでいただけ

 

△燭誠譴辰討い訃態に気持ちが慣れただけ

 

かのどちらかです。△凌佑鰐詰をすると体に負担がかかるので気を付けてください。

 


今からおよそ1200万年前、人類の祖先はアルコールを分解する能力を手に入れたといわれています。気候変動による食糧難に陥ったとき、木から落ちて発酵した果物を食べたのが最初ではないかと推測されています。食べ物が少ない状態で、発酵したものでも食べることができる強い遺伝子が生き残ったということです。

 

ここから本題のお酒に弱い人と稲作の分泌について。
時は流れて約6000年前、中国の長江の流域で稲作が始まりました。
稲作によって人々は水辺の湿度の高い不衛生な土地に定住するようになり、様々な病原菌に悩まされるようになりました。そういった環境下では体内に残った強い毒素であるアセドアルデヒドが病原菌を退治した。つまりお酒に弱い人のほうが優性遺伝として生存確率が高まったということです。そして中国から日本へと、稲作の分布と共にお酒に弱い人も分布したので日本人はお酒に弱い人が多いというわけです。

 

これがお酒に弱い人と稲作と分布がほぼ重なっているという説明です。ただし、今のところあくまで仮説だそうです。

 

遺伝子は優性の強い遺伝子が存続していきます。1200万年前のアフリカ大陸ではお酒に強い遺伝子が生き残り、6000年前の中国ではお酒に弱い遺伝子が生き残った。いや〜面白いですね!

 


今回の内容はNHKスペシャル「食の起源」第4回にて詳しく説明されています。第5回「美食」もとても面白くおススメです。これについてもまたいつかブログに書こうと思います。
ご興味あればNHKアーカイブ等でご覧ください。

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