岡山の地魚 夏編

  • 2017.09.12 Tuesday
  • 11:14

岡山県民の皆さん、岡山の地魚って聞かれてすぐに答えられますか?海産物なら魚じゃなくても良いですよ。

鯛、メバル、穴子、牡蠣、シャコ、蛸。なるほど、それから?

色々なお客さんに質問しても、ここから先は案外出てこない。

 

市内の居酒屋で刺身でいただく、マグロ、ハマチ、カンパチなどの青物は外海から一番遠い岡山の浅い海にはなかなか入ってきません。鯛やヒラメ、タチウオは岡山でも釣れますが市場に出回っているものはほとんどが愛媛沖とかで捕れたもの。岡山産は流通に乗るほどの漁獲量は難しいのかな?やはり外海から一番遠い岡山の浅い海にはなかなか入ってきません。もちろん鮭は温かい瀬戸内海には居ません。そもそも寄生虫もあって生で食べれるのはノルウェー産の養殖サーモンがほとんどのはず。

 

岡山を代表するサワラも流通しているのは多くは日本海産。大きな声では言えませんが、鳥取・島根で食べたほうが価格も安く、岡山では見たこと無いほど綺麗な白い切り身が出てくるし脂が乗って美味しいです。正直、ルアーアングラーとしてサワラ釣ったことないし今では釣れる気しません。

 

 

そうなんです。岡山県民でも魚好き以外は分かってない。刺身の盛り合わせや寿司ネタになる魚ってほとんど岡山以外のものなのです。岡山産はせいぜい蛸ぐらいでしょうか?

 

焼き魚・煮魚ならメバルはよく捕れます。キジハタ(アコウ)は釣れることは釣れますが漁獲量から流通ベースとしては難しいでしょう。秋刀魚も鯖も岡山で釣るのは難しいでしょう。

 

 

僕自信も釣りは好きですがルアーで狙って釣れる魚は詳しくても、県外から来たお客さんに自身を持ってオススメできる地魚がイマイチ分かっていませんでした。ということで只今勉強中です。

この夏に食べた魚達を自分の記憶の記録のためにも、ここでご紹介します。

 

 

 

岡山の地魚 夏

 

岡山の海には夏でも美味しい魚が色々います。温かい海に住む魚の北限となり東日本では馴染みのない魚が多いのもこの時期です。胸を張って県外の人にオススメしましょう。

 

マナガツオ

サワラ、鯛に次ぐ瀬戸内の高級魚と言えばマナガツオです。鰹と名前が付いていますがイボダイ亜目で鰹とは遠いです。鰹のいない瀬戸内で真似鰹(まねがつお)からマナガツオ。

淡白な白身は鯛やメバルに似ていますが、なお香りが高く上品な味わいです。

先日、スーパーで買ってきて(一切れ¥500UP!高級です)岡山県水産課のオススメに従って照り焼きにしてみました。僕ぐらいの大酒飲みになるとウイスキーともよく合います。できればタリスカー18年と合わせてみたい。

 

県外からの来客なら夏はまずはマナガツオをオススメしましょう。

 

 

ガザミ(ワタリガニ)

岡山ではワタリガニと呼ばれます。岡山は全国でもトップクラスの漁獲量です。よく九蟠港でオジサンが釣ってます。

冬が旬とされますが夏でもおいしくいただけるのガザミの良いところ。

先日、朝から家族で食べて残りの半身をパスタにしました。濃厚でシッカリした身が蟹好きにはたまらないでしょう。ただ僕は特に蟹が好きなわけではありません。

ちなみにお洒落泥棒な人が重宝がるソフトシェルクラブはガザミの小さいのが脱皮した直後の柔らかいものです。女子の前で気取りたいならこの程度の知識は持っておくべきです。

ウイスキーと合わすならスプリングバンクがオススメです。

 

 

真蛸

下津井の蛸と言えば明石の蛸にも負けずとも劣らない立派な地の物でしょう。

県水産課によると「一年のうち、おいしくない時期は3日しかない、と言われるほど、年中おいしく食べることができますが、夏が産卵前のため、特においしくなります」だそうです。ひとつ勉強になりました!でもその3日って何の日?

先日、スーパーで生を買って悪戦苦闘しながら捌いたのですが、やはり茹でよりも生の刺し身は美味しいです。

文句なしに一年中オススメできる地の物です。

下津井まで足を運ぶなら蛸料理専門店も数件ありますし、あそこのおばちゃんの店の蛸飯はマストアイテムです。

名前が分からないので「あそこ」って書きますが、行けばすぐ見つかります。

生の刺し身ならウイスキーよりもやっぱり岡山の日本酒でどうぞ。

 

 

コロダイ

県水産課のページには載っていないので岡山ではあまり捕れないのかも?でも岡山ではスーパーで売ってます。見た目も南の海の魚らしいですね。東シナ海から西日本で捕れるそうです。

先日、煮付けにしたらあっさりした白身なのにオイリーで美味しかったのでご紹介。大きなものは60cmぐらいになるようで刺し身でもイケるそうです。食べてみたい!

煮付けならベンリアックかクラガンモア ダブルマチュアードと相性が良さそうです。

 

 

マルイボダイ(しず)

マイナーですが何とも愛くるしい顔をした瀬戸内らしい小魚です。

煮付け・塩焼きで食べるとサッパリして美味しいです。先日、スーパーで買ったものは7匹で¥330。安いので家での晩酌のアテにオススメです。お店で食べたことはないですが、岡山ならスーパーで安く買えます。

塩焼きならオーバン14年と一緒にいかがでしょうか。

 

 

ウシノシタ(シタビラメ、ゲタ)

ウシノシタ(牛の舌)、ゲタ(下駄)、クツゾコ(靴底)と名前は散々ですが、フレンチでも定番の美味しい魚(フランス語ではSole(ソレ)結局靴底かい)です。学術的にはウシノシタと呼びますが、岡山ではシタビラメ、ゲタと呼びます。赤やら黒やら色々種類はいるのですが、こういう形の奴をまとめてゲタって言ってる感はあります。適当すぎる。

ムニエルならやはり白ワイン、どうしてもウイスキーと合わすならグレンモーレンジですかね?

 

 

スズキ

東京湾では定番、なんなら瀬戸内のスズキは関東では高級なはずですが、何故か岡山県人はあまり食べません。僕でもルアーで釣れるぐらいだから魚影はそこそこ濃いはずですが、何故か食べない。画像は日曜日に釣ったもの。脂ののった白身は個人的には鯛より好きですが、何故か岡山では食べない。アジア、ヨーローッパでもSea Bassはメニューでよく見るけど、何故か岡山県人は食べない。

釣り人としては秋のまるまる太った奴が美味しそうですが、県水産課によると夏が美味しい魚だそうです。

 

 

黒鯛(チヌ)

赤い鯛から比べると扱いが低い黒鯛。

身がシッカリしていて美味しいと思うのですが、何故か岡山県人は食べない。

画像は日曜日に釣ったもの。岡山では数少ないルアーフィッシングの対象魚です。ルアーで釣るとかなりエキサイティングです。

 

 

 

この夏に自分で食べたもの・釣ったものをご紹介しました。

今回は省略しましたが、今時期安いガラエビも塩茹でやガーリックオイルで炒めても美味しいですね。

県水産課のページにはその他にも色々詳しく紹介されています。ぜひご一読ください。

 

岡山県水産課 岡山の魚 ーおいしい季節と調理方法ー

 

 

 

【おことわり】

なかなか良い画像が見つからなかったので一部を県水産課のページより利用させていただきました。

著作権等、問題があるようならご連絡ください。即時対応いたします。

てか、頑張って岡山県のために記事を書いたので画像使わせてください。ご了承ください。

 


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