SCOTLAND旅行記 2008 DAY6&7(19&20/Nov)

  • 2008.12.10 Wednesday
  • 11:28

恒例の早朝散歩に出かける。早朝と言っても時刻はすでに7時過ぎだが、空はまだ薄暗い。
今回、このホテルを取ったのはウェイヴァリー駅からもそこそこ近く、カールトンヒルまで道を挟んですぐのところに登り口があるからだ。

カールトンヒルからはエジンバラの街が一望できる。



ここは朝の散歩・ジョギングコースになっていて人影もチラホラ。
ギリシャのパルテノン神殿のレプリカが建っているが、資金難で建設途中未完成のままほったらかしになっている。まあ200年から前のお話ですが。そういえばエジンバラ城にも砲台がほったらかしになってたな。スコットランド人ってめんどくさがり屋が多いのかしら?

散歩を堪能してホテルに戻って、早速出かける支度をするが、ちょっとまてよ。今日は16:45のフライトまで寒い外を歩きっぱなしになる。ぎりぎりまで部屋でゆっくりしていってもイイか。荷物のパックングを再確認して今日の探索行程を練る。

さあ今日はエジンバラ市内観光だ。
まずは重たいキャリーバッグを預けるコインロッカーを探す。ウェイヴァリー駅構内や近くのデパートをウロウロしてみるが、どこにもコインロッカーがみつからない。エジンバラにはコインロッカーは無いのか?あきらめて今日一日、重たいキャリーバッグを引っ張って行くことを決意する。

まずはホリルードハウスに向かう。イギリス王室の方々がスコットランドを訪問した時の滞在場所で、外観は装飾が美しく威厳がある。が、入場料が結構高い。エジンバラはどうせまた来年来るし、なんなら嫁さんがいるときに一緒にみた方がいいだろうと思い、外観と土産屋を見るだけで帰ることにした(写真撮るの忘れた)。

ホリルード宮殿からエジンバラ城に向けてロイヤルマイルズをテクテク上っていく。
左手にウィリアム・ケーデンヘッドの店を発見。これってボトラーズのケーデンヘッド?日本では有名な老舗ボトラーズの本店が、パッと見、ただの小さい酒屋である。中にはいると所狭しと酒がぎっしり。めぼしい物も無いことはないが、わざわざ買って帰るほどでもないかと手ぶらで退散。

エジンバラ博物館やピープルズ・ストーリーを見てまわる。ここは入場無料だがなかなか楽しめる。今回は行かなかったが、このほかにもエジンバラにはいっぱい博物館や美術館がありほとんど入場無料だ。美術・芸術に興味のある人ならこれらを巡るだけで2、3日はゆっくり楽しめるだろう。

St.ジャイルズ大聖堂。写真だけ。ココも中の見学は今度でイイや。

根本的に「また来るし、今度でイイや」って思考のため、結局なにもしていない。なにもしていないけど、エジンバラの街の空気を楽しんだ。

酒屋や土産物屋にも何件か入るがこれといってグッとくるものが無い。酒屋でとりあえずハギスを購入。検疫通るかしら?没収ならしょうがないか。

世界最古と言われるデパート「Jenner's」をのぞいてみる。
ココは英国王室御用達の由緒ある店だが、はっきり言って造りは古い。スコットランドの裕福そうなマダムがうろうろ買い物しているのを見て楽しむ。マダムは日英似たような雰囲気だ。
エジンバラ・クリスタルが売ってある!そりゃココはエジンバラだもん。日本で買うより安いのだろうがそれでも高い・・・。帰国の途中で壊れたらショックなので購入断念。まあ、また今度来た時でイイや。
ここではスコットランド写真集を購入。

よく歩いたのでとりあえず昼飯、Kenilworthというパブに飛び込んでみる。
スコットランドは牛肉や羊肉も美味しいらしいが、まだ食べていない。アンガスビーフバーガーを注文。

ん〜・・・、美味いっちゃ美味いが、バーガーキングの方が上か・・・。食事はたいていこんな感想である。不味くはないんだけど、美味くもない。で、やっぱり大量のフレンチ・フライ。まあ地元で食べることに意義がある。このパブもいい雰囲気だった。
どうでもいいことだが、エジンバラにはボウズ頭の男性が多い。ココのスタッフも寡黙なボウズだった。たぶん、常に海から強い風が吹き上がってくるからボウズのほうが髪が乱れなくていいという理由だと推測。僕の髪は現時点でメッチャクチャ。

時間が余ったのでバルモラルホテルの前のベンチに座ってボーっとしてみる。道行く人を観察すると、見た感じ観光客らしき人がやはり多い。日本人っぽいのも数人は見たかな。
フランスのOL(あくまで推測)はお洒落なのになんとなく納得。彼女たちのノリは日本のOLの京都旅行みたいな感じでキャッキャとはしゃいでいる。

寒いのでコーヒーでも飲もうと思い、すぐそばのGuildford Armsというパブで入る。
かなりカッコイイ店で平日の昼過ぎなのに、結構賑わっている。
スーツを着て仕事の話をしながらビールを飲んでるグループ、年金生活してるっぽいじいさんが一人でビールをチビチビ、作業着を着た2人組が仕事の合間にビール。テーブルではドイツ人からの旅行者らしき男がひとり手持ち無沙汰で落ち着かない様子でビール。そして僕、昼からウイスキーを飲む謎の東洋人。
コーヒーにするつもりがやっぱりビールを飲む。スカイ島産のエール。美味い!これから長いフライトなのでついでにブナハーブン12年も飲んどく。カウンターの端っこに立ってボーっとする。気持ちいいもんだ。
日本でこういう店が出来たらいいなと考えるが、「バーは特別な空間」なんて考えが蔓延しているうちは、東京ならまだしも、少なくとも岡山のような地方都市ではパブは難しいだろう。ウチみたいな「日常の延長、もしくはセカンドリビング」っていうバーもあることを分かっていただきたい。こんなところで日本における西洋文化の浸透はまだまだ歴史が浅いとひとり考える。
理想は自宅の近所でパブが出来れば最高。個人個人がマナーを守って自由に楽しむ地域の社交場。いわゆる日本のバーとあちらのパブとではスタンスが全然違うのである。「Cash on Delivery」なんて英語で言うと堅苦しいが、要は「マクドナルド方式」である。いつの日か岡山でリアルパブを。

もう帰らなきゃいけない時が来た。
いつもながら帰りってのはつまらない。誰か造ってくれないかな、どこでもドア

バスでエジンバラ空港→エジンバラ空港からヒースロー空港までフライト。
となりの凄いおデブのおっちゃんがエキストラ・シートベルト使ってるのにはビックリした。

ヒースロー空港ターミナル5へ到着。この先、煙草が吸えないのでいったん外に出て一服。
さてターミナル3へ移動と思ったら、移動の仕方が分からない。
看板どおりに歩いていってもそれらしきところがどこにも無い。2往復ぐらいしてやっとターミナル移動の地下鉄の看板を見つけた。めっちゃ小さいがな。もっと大きいのに付け替えとけ!
地下鉄乗り場に下りたら今度は2本のうちターミナル3行きがどっちの列車か分からない。正直、間違ってる時間はない。なに人かわからないが、おばちゃんとあーでもない、こーでもなとウロチョロ。黒人の職員に列車を指差して「ターミナル3?」って聞いたら「That」ってあさっての方を指差した。ん、どう言うこと?このFxxkin' Nxxger!バカにしやがって!こっちは見知らぬ土地で困ってんだよ!中指立ててやろうかと思ったがデカくて強そうだからやめとく。
列車からさっきのおばちゃんが手招きしてる。どうやらコレでいいらしい。
ヒースロー空港は日本語のページも用意されているが、はっきり言って全然ワカラン。セントラルからターミナル1〜3は歩いて移動。ターミナル4と5だけ独立していて、移動はバスか地下鉄。ちゃんと書いとけ。これさえ把握しておけば大丈夫。
ヒースロー空港は無駄にでかいし空港使用料高いし、出来る事なら使いたくない空港だ。多分、来年も使うことになるけど。

長い長いフライトが終わりやっと韓国。
乗り継ぎで2時間半ほど時間があるので土産でも買おうかと免税店をうろちょろするが、ブランド品には興味がないし、あとは海苔とキムチと高麗人参しかない。暇だ。
ココまで来ると少しづつ頭は仕事モード。今日はそのまま店に直行して21時から営業だ。

岡山行きの飛行機は見た限り満席。韓国旅行帰りの乗客と自分の雰囲気が全然違うのが面白い。いわば「旅」と「旅行」の違いかしら?韓国行くだけなのにでっかいバッグと大量のお土産。俺には理解できん。
飛行機内でとりあえず韓国のビールを飲む。隣のおばちゃんはどうやらウィーンに行ってきたらしい。岡山−東欧か。・・・アリだな。来年のサブ旅行(メインはもう一回スコットランドね)で行くのにちょうどイイかも。日曜出発金曜帰りの4泊6日。東欧なら全然行けるじゃん。

やっとわが故郷、岡山だ。
イミグレーションを通過して、荷物を取って、岡山空港をでる最後の最後。
「パスポートをお願いします。どちらまで行かれたんですか?」
「スコットランドです」
「スコットランドって・・・、イギリスの上の方ですよね?」
「はい」
「どれぐらい行かれてたんですか?」
「1週間です」
(僕の荷物を見て)「・・・その荷物でですか?」
「はい」
たしかに機内持ち込みのキャリーバッグとショルダーバッグだけだもんね。そりゃ少ないわ。
「そうですか・・・、旅行慣れしてるんですね」
「旅行慣れってこともないですが、荷物は少ない方が良いんで」
職員が怪訝そうな顔をしてパスポートをめくる。昨年のベトナムと台湾のスタンプが押してある。
「スミマセン。ちょっと荷物開けてもらってもいいですか」
どうやら変なもんでも運んでいる怪しいヤツに見えたらしい。髭も伸びっぱなしだし。もちろん何もないけど。
「ごくろうさまでした」
こんどは取り合えず髭剃りは持っていくことにしよう。

よく遊んだ!これから当分は仕事・仕事である。

 

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